商品開発は居場所探し
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僕たちはいろんなことを考えてきました。
クルマやバイクの未来から、化粧品ブランドの商品構成、
ショップづくりから、ブランドのキーアイテム、
デビューや売り出し、話題作りなどなど。
新しい商品やサービスをつくることは、
モノやサービスの居場所探しだと思います。
隙間探しとしてのポジショニング※というよりも、
その新しいものやことが、
どんな風に未来の生活に修まっていくか、考える。
使っている自分を魅力的に想像してもらえれば、
話題にもなるし、売れていく。
まずは、クライアントの、ブランドのなかに眠っている
資産、財産を探します。
内部の人にとっては、あたりまえなことが、
驚きであることも少なくありません。
次に、メディアやバイヤーなど周辺の人々にディープインタビュー。
選ぶときの基準や理由、不満、
センスの有様(いまここでは何がいいの?)
そうすることで、気持ちの地図(マインドマップ)をつくります。
そこで、見つけた資産が、どんな好影響を発揮できるか考えます。
いろいろなストーリーができあがります。
冷静に、未来の生活を検討するために、
ひとつひとつプレスリリース※や広告をつくってみます。
見つけたら、あとは未来に投げ込んで、
波紋がいちばんおおきくなるように調整しながら、
コミュニケーション。
新商品・サービスが、受け入れられる。ということは
未来に居場所を見つける、未来を変えるということ、
なんだかわくわくしませんか?
※隙間探しとしてのポジショニング
未開の地なんて、当分ないような気がします。ニッチはニッチで、かなり特殊な環境を目指さないともはや駄目なように思います。ポジショニングというコトバで隙間探しをするよりも、どこもかしこも埋まっていることからスタートした方がいいように思います。それでも人はなにか欲しいのだから。
※最初にプレスリリース
Amazon.comのCTO、Werner Vogels氏は、最初にプレスリリース、次にFAQ、、、を書くらしい。