天気予報は、どうして良いやつがないのだろう? どこにでもあるから、お金にならんという現象か。そんななかで、Yahoo! Weatherはなかなか良い。日本のApple Store ではダウンロードできないんで、USのストアに切り替えてからダウンロード。
Yahoo! Weather – Yahoo!
Yahoo!天気・災害 – Yahoo Japan Corp.
上部に2つ並べたのは、米国と日本のYahoo!天気。日本のはデザイン最悪、たぶん何もちゃんと考えていない。
「現在地の天気」のデフォルトで、なんで今日と明日の中途半端な情報と週間予報が表示されるんだろう? しかも1日の中での時間の流れも、週間での日々の流れもヨコだから、醜いし、ぱっと見で把握しづらい。US版の場合、いまの天気・気温がまず眼に入り、その上でヨコへ視線を動かすことで、今日の移り変わりを、タテなら明日以降へと、ずっと明快だ。
情報の大小を整理すること、
そして情報の流れをつくること
が、インターフェイスの基本だと思うのだが、考えていない典型例だと思われる。いや、むしろ、とりあえず欲しいと言われたモノをつっこんだということかも、それはそれで、考え方ではあるが、僕は好きじゃない。
ただ、すばらしいことがひとつ、予想気温に昨日との変動幅が表記されていること。
実感のある昨日の気温があると、
予報がリアルになる。
と、考えるのだが、ほとんどのアプリでは昨日の温度が不明だ。お天気お姉さんは教えてくれることが多いが、表示はされないことが多いように思う。といってもうまくデザインされてるとは思えない、昨日にくらべて、ぐっと暑いとか、ちょっと寒いとか、、、そんなリアルなデザインにすべきだと思う。
編修者は、まず大小を考え、次に流れをつくり、そしてリアルに感じてもらうための工夫をする。Webでもアプリでも、インターフェースに編修者の眼が必要だと思うのだが、どうだろうか。