困ったことに、Illustratorで作ったPDFをMacのプレビュー6.0.1 (765.6)やクイックルックで見ると、隠したレイヤーが見えてしまうことがある。
黒い長方形の上のレイヤーに「隠れた次元」というコトバがあり、文字のあるレイヤーを表示していない状態でPDFに保存。Acrobatやwindowsでは、黒い長方形だけが見えるのに対し、プレビューやクイックルックでは、隠している文字まで表示されてしまう。
Acrobatやwindowsからは、ちゃんと意図通りに見えるのだから始末が悪い。
例えば、提案するつもりのない、ボツにしたプランを隠したつもりでも、見えてしまうのだ。
隠したレイヤーが表示されないPDFの作り方。
IllustratorでPDFをつくるときに、新規保存を選び、「上位レベルのレイヤーから Acrobat レイヤーを作成」のチェックを外してからPDF保存すればOK。Illustratorの編集機能を保持からもチェックを外すようにというサイトもあった。実験してみたけど、影響ないみたい。
どうやら「上位レベルのレイヤーから Acrobat レイヤーを作成」にチェックしていると、レイヤー付きPDFファイルが作成され、OSXのプレビューは、レイヤーのあるPDFに対応できなくて、見えないはずのレイヤーを表示してしまうということみたい。
Acrobat 6.0以降ならレイヤーのあるPDFを扱えるので、問題がおこらないようだ。