とある考え事をしていて、国立社会保障・人口問題研究所を見つけた。これが面白い。
少子化の影響で、人口は減り続けているのに、2019年まで、世帯数は増え続けるらしい。
「世帯総数は2010年の5,184万世帯から増加し、2019年の5,307万世帯でピークを迎えるが、その後は減少に転じ、2035年には4,956万世帯まで減る。(p.3)」
「平均世帯人員は2010年の2.42人から減少を続け、2035年には2.20人となる。(p.3)」
同居者は減り世帯数が増えると、ライフスタイルが変わるはず。
なんだか不調と伝えられているシロモノ家電だけど、本来なら世帯数は増えているのだからもっと売れるはず。
同居人数が減っても、掃除洗濯&ご飯という家事の量はさほど変わらない。特定の人に押し付けなければ、一人頭の家事労働負担は増え、とはいえ家族は減っているのだから大きなモノは必要なくなってくる。しかも年寄り比率がますます上がる。
例えば、高性能だけど大きく重たい掃除機を一家に一台、それを各部屋に引き回すなんてことはたぶんなくなり、手軽なスティックタイプ、出しっぱなしOKのデザイン性のあるタイプを部屋ごとに、もしくは自動化されたロボットに変わるはず。調べていないのであれだけど、もうすでに変わってるかも。
なんだか、らくらくホン的年寄りをバカにした系ではなく、ちゃんとつくればチャンスはかなりありそうなんだが。